catコマンドとは
catコマンドとは、ファイルの中身をターミナル上に表示させるコマンドになります。Linuxを操作しているとファイルの中身を確認することが多々あるので多用するコマンドになります。
catコマンドだけであれば、Linuxを触る方は誰でもわかると思いますが、意外とオプションを知らないという方は多いと思うので、今回はオプションを紹介していこうと思います。
catコマンドのオプション
私が知っている使えるオプションを5つ紹介したいと思います。
オプション | 説明 |
-n | ファイルの行数を出力 |
-s | 連続した空白行を1行にまとめて出力 |
-b | 空白行には行番号を出力しない |
-e | 行の末尾に$をつけて出力 |
-t | タブを^|に変換して出力 |
cat [-n]オプション
-nオプションはcatコマンドの中でも一番使用するオプションだと思います。-nオプションを付けることでファイルの行数を表示してくれます。
cat [-s]オプション
-sオプションは空白行が複数連続している場合に、一行に変換して出力してくれます。空白行が連続していて見づらい場合などに便利です。
cat [-b]オプション
-bオプションは-nオプションと近いですが、-nオプションは空白行にも行番号を出力しますが、-bオプションは空白行に行番号を出力しません。
cat [-e]オプション
-eオプションは、行の最後に$を表示させます。あまり使用しませんが、$を表示することで改行コードを表示することができます。
cat [-t]オプション
-tオプションを使うことはほとんどないと思います。タブとスペースの区別がつかない場合などに、使いますが、その他使うことはほとんどないと思います。
最後に
私はSierとして9年間働いて、色々なプロジェクト関わっていますが、今までの開発は全てLinuxサーバになります。周りの方に話を聞いても今までの開発がWindowsサーバではなくLinuxサーバの方が多いという方の方が多い気がします。
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